患者さんを”治す”ことよりも必要なこと
こんにちは
infinity講師の勝水です。
本日は
「患者さんを”治す”ことよりも必要なこと」
をテーマにお話ししていきます。
治療家にとって、1番大切なことは、
患者さんを治すことでしょうか?
治療家をやっているなら、もちろん患者さんを治せる技術や知識を持っていることは大切ですよね。
しかし、
沢山の患者さんを治しているのに
・痛みが取れるとすぐに離脱してしまう
・しばらくすると似た症状や別の症状が再発してしまう
・他の悩みを相談してもらえない
・紹介が生まれない
などの悩みを持っている方は多いのではないでしょうか?
それはズバリ
あなたが「治す人」になってしまっているからなんです。
あなたが「治す人」だとすると、
患者さんは「治される人」だということです。
この「治す人治される人」の関係である限り、上記の様な悩みは解決できないでしょう。
患者さんは、自分が治される人(治してもらう人)だと認識すると、
無意識のうちに、自分の体の状態に自分で責任取ることに無頓着になります。
患者さんの生活習慣の中で症状が出てきているのですから、
そこを改善しない限り、
症状の再発を防ぐのは、かなり難しくなるでしょう。
そして、自分が治される人だと思い込むことで、
患者さんの意識は症状にフォーカスされるので、
症状が良いか、悪いかに重きが置かれてしまうのです。
本当は、根本的な解決には至っていないのに、
症状がいいから卒業します。
というのもそういった意識が作り出してしまいます。
ここまでで、何が言いたいかというと、
あなたの「治す」意識が
患者さんの早期の離脱や、
根本改善に至らない原因を作っているということです。
もちろん、
「自分はどんどん治したい!
患者さんの継続や根本の改善にはそんなに重きを置いていない!」
というスタイルの方は、
どんどん治すことに専念したらいいと思います。
もし、あなたが
「患者さんともっと深い関係性を築きたい」
「生涯の健康をサポートしたい」
「患者さんの継続率を上げたい」
「様々な悩みに対応したい」
と思われているなら、
あなたは”治す人”ではなく、
“気づきを与える人”になる必要があります。
どんな生活習慣が症状を作り出しているのか?
この症状はどんなメッセージを伝えてくれているのか?
症状が改善したら、どんなことに力を発揮したいのか?
様々な気づきを通して、患者さんは
真にあなたを信頼し、
あなたに、生涯の健康のパートナーであって欲しいと思うでしょう。
この記事をお読みいただき、
明日からの患者さんとの関わりに少しでも役立てて頂けたら嬉しいです!
今日の内容は以上です。
本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました♪
とは言っても、
どうやって気づきを与えればいいの?
という方は、
ぜひ、zoomセミナーやワンデイセミナーにいらして下さいね!
勝水圭那
ps
11月も26日(土)19時30分から
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今回は、私勝水が
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