症状が軽い患者さんが思わずリピートしたくなる会話術
こんにちは!
Infinityの渡会です。
本日もブログをご覧になっていただき、
ありがとうございます。
今回は、
『症状が軽い患者さんが思わずリピートしたくなる会話術』
というテーマでお話していきます。
「痛みはあるけど、それほど困ってはないです。」
初回来院時に症状がある事で何に困っているかを聞いた際、
このように応えられた時に、こんな思いがよぎったことはありませんか?
「悩みがあまりないのか…。リピートに繋げるの大変だな…。」
「症状が軽いからすぐ良くなって、すぐ離脱してしまいそうだな…。」
「どうしよう…。通う必要性を説明しづらいな…。」
自費で活躍されているセラピストであれば経験があると思います。
そして、
・本当は週1~2回で通ってもらいたいけど、2週に1回や月1回の頻度になってしまう。
・2,3回通った末に、「もう良くなったのでしばらく様子見ます」と言われ、離脱してしまう。
と、なかなかリピートやLTVに繋げられずにいる方も少なくないと思います。
そこで今回は、
いわゆる“症状が軽い患者さん”が、
「この院に通いたい!」
「定期的に通い続けたい!」
と思わず言いたくなり、結果的にリピートやLTVに繋がる考え方や具体的な方法をお伝えします。
▼患者さんは人生の岐路に立っている
「痛みはあるけど、それほど支障を感じていません。」
たしかに、今現在それほど私生活や仕事(いわゆる人生)で困っていると感じていないのは事実です。
しかし、何かしらの症状を感じていることも事実としてあり、だからあなた(セラピスト)のもとにやってきている事も事実です。
“症状=サイン”
私達Infinityがお伝えしている考え方として、
「症状は決して悪いものではなく、何かしら不調や不具合が起きているサイン」
であると定義しています。
これは、身体の不調というレベルでも言えますし、人生において不具合が起きているという事も含めて定義しています。
「患者さんは今何かしらの症状を感じている。」
この事実に対して私達セラピストは、
「患者さんは今、人生の岐路に立っている」
と捉えることが重要です。
では、どのような岐路に立っているのか?
それは、
症状を転機に変える人生or症状に支配される人生
この2つの道の分岐点に立っています。
まず患者さんにこの事を伝えることが、
症状が軽い患者さんが「通いたい!」と思うための第1歩になります。
▼症状に支配される人生
そして症状が軽い患者さんが「通いたい!」と思うための第2ステップは、
「このまま放置しておくと、症状に振り回される人生が待っています。」
という事を、はっきりと納得できるように説明する事です。
先ほどの章でお伝えした通り、
“症状は不調・不具合のサイン”です。
そのサインを無視して、
「なぜ症状が起きているのか?」に目を向けずに放置しておくことで、
やがてそれが病気や怪我(整形外科疾患)になり、病気や症状にお金や時間、労力が奪われ、やりたい事も病気や症状のせいで諦めざるを得ない人生を送ることになる。
この事を患者さんにはっきりと伝えることが重要です。
実際には患者様に合わせて、
実際には、
病状を放置して病気や怪我で苦しんでいる人の例を、患者様のプロフィール(年齢や性別、人生背景など)に合わせてお伝えするなどして、患者様が納得できるように説明していきます。
そして結果的に患者さんの心情が、
「このまま放置していたらヤバイかも…。」
と、お尻に火が点いた状態に導くことがとても重要です。
▼症状を転機に変える人生
症状が軽い患者さんが「通いたい!」と思うための第3のステップは、
「治るとは、症状が起きたとしてもご自身の力でコントロール出来るようになること」
という事を、納得できるように伝る事です。
一般的な整体や治療は、
「症状を無くすこと」
が目的です。
しかし重要なのは、
「症状が起きている背景(思考や習慣)を明確にすること」
です。
その背景(理由)に気づく事。
そして、適切な思考や習慣を知り、適切な方向に修正することで結果的に症状は出なくなる。言い換えると、サインを出す必要性がなくなるので症状が出なくなるということ。
実際問題、いきなりご自身でコントロールできるようになれる人はいないので、
セラピストが患者さんの身体をみて、お話を聞いてく中で、症状が起きている背景を一緒に知り、適切な方法やアイデアを提案させていただき、実践していく事になる。
そして、だんだんとご自身で判断ができるようになり、自分でコントロールできる範囲が広がっていく。
この一連の内容を、納得できるように説明していきます。
そして結果帝に、
「症状に振り回されずに安心して生活できるようになれたらいいな!」
「やりたい事が今後も出来て、より豊かな人生にできたらいいな!」
など、心に火は点いた状態に導くことがとても重要です。
▼まとめ
今回は、
症状が軽い患者さんが思わずリピートしたくなる会話術
3つのステップを紹介しました。
最も重要なのは、
「ここに通うことで患者さんの人生は確実に豊かなものにある」
これをセラピスト自身がどれだけ思ているかが本質です。
この信念を持ちながら3ステップを実践することで、結果帝にリピートやLTVに繋がっていきますので、是非活用してみてください☆
本日は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました!
渡会 賢太