Blogブログ

構造面、習慣面、感情面にトータルアプローチして症状を根本改善させる方法をブログで公開中

セラピストが体を整える意義

 

こんにちは。

Infinity講師の中村涼太です。

いつもブログをお読み頂きありがとうございます。

本日は、

「セラピストが体を整える意義」

というテーマでお伝えしていきます。

あなたは、日々の中で、
自分の体をケアする習慣を持っていますか?

どうしても、日常の中で動いていると、
動きが固定化されて、固まりやすいところ、動きづらいところが生じます。

例えば、わかりやすいのが、デスクワークでのパソコン作業。

常に座っていることで、
臀部や大腿後面の筋肉は硬くなりやすいですし、
前腕は常に回内位となり、筋膜の捻れが伴います。

デスクワークの患者様をみたことがある人はイメージがつきやすいのではないでしょうか。

次に、セラピスト側です。
もし、セラピストが日々の施術によって、前腕を酷使するような施術をしていたとします。
すると、おそらく前腕の筋肉には硬結や捩れが生じているはずです。

組織の状態として神経や血管の圧迫や筋出力の低下などが考えられ、
体を触れた時に、必要以上の力で触ってしまったり、触っても感覚が掴みづらいことが起こります。

そのような状態で、セラピストが患者さんのお身体を触れる。

果たして、患者さんの体の状態をどれくらい正確に掴めるでしょうか?

想像してみても分かるように、難しいですよね。

私たちが、施術で結果を出していくためには、技術やスキルも大切ですが、
何よりも大切なのは評価です。

例えば、魚を捌くときに、
いくら切れ味の良い包丁を持っていて、切る技術を持っていたとしても、
どこを切れば身を削ることなく捌けるかどうかは、どこを切れば良いか判断できないと、捌くことは出来ませんよね。

だからこそ、評価として触診があったときに、触れる情報から得られるものが間違っていたら、自ずと結果も間違ったものになりますし、評価の整合性が上がらない。

それでは、いつまで経っても評価は出来るようになりません。


だからこそ、セラピストは、勉強して知識をつけることはもちろん大切ですが、
自分の体をケアする習慣を同時に大切にしてほしいと思います。

自分の状態が整っていないと、相手の情報を正確に掴むことは難しくなります。
日頃から自分のケアをしていくことは、
自分のコンディショニングを掴んでいくことで体調管理にも繋がるので、おすすめです。

取り入れていない人は、ぜひ取り入れてみて下さい。

では本日の内容は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。

中村涼太

 

関連記事