点で勝負しない
こんにちは!
Infinity講師の中村涼太です。
いつもメルマガをお読み頂きありがとうございます。
本日は、
「点で勝負しない」
というテーマでお伝えしていきます。
今回のテーマは大きく二つの意味があります。
一つはクロージングでの意味。
そしてもう一つは施術内容での意味。
今回はこの二つの観点からお話しします。
▼クロージングでの意味
普段の臨床で施術をした時に、どのように終えていますか?
もしあなたが、
「〇〇さん、今日はここが張っていましたね〜。」
と言って終えているのであれば、
それはもったいないことをしています。
何が、もったいないのかというと、
次回予告がないということです。
ドラマやアニメを見ていても、
最後に次回予告が入りますよね。
あれはなんで必要になるのでしょうか。
理由としては、
・次回の施術内容に興味を持ってもらうため
・次回の施術まで、施術への好奇心の維持や身体をケアするイメージを持たせるため
このような理由があります。
例えば、
「今日は腰部の硬さが強くて、筋へのストレッチの方法をお伝えさせていただきます。
それでもまだ張りがある場合は、習慣面からの負担が考えられるので、その時は次回自分でもできる食生活の取り組みについてお伝えしますね。」
このように伝えることで、
相手は、次回の施術に興味が湧いたり、次回の施術日が頭によぎった時に、
「そうだ、ストレッチをやらないと。」
という思考に入りやすくなります。
このような観点から、次回予告をすることはおすすめします。
▼施術内容の意味
もう一つは施術内容としての意味。
Infinityでは、アウター、インナー、メンタルアプローチをお伝えしていますが、
これらは別々のものではなく繋がりがあります。
例えば、
臀筋が硬いから臀部の筋肉をリリースしようという“点”の思考しかない場合、
リリースしても改善しなかったら困ってしまいます。
これが、点ではなく線で捕らえられたらどうでしょうか。
ここでの線は、解剖学的な知識が最低限必要になります。
アウター面の中でいうと、例えば臀部への血流がそもそも、
総腸骨動脈レベルから負担がかかっている。
腰神経叢レベルが脊柱レベルで絞扼がある。
股関節の靭帯が安定せずに臀筋を固めている。
などが考えられます。
そして、インナーやメンタルを組み合わせると、
水分不足や坐りっぱなしの影響、
ストレスによる腸内環境の悪化なども含まれてくるわけです。
この様に、点で捉えるのではなく、
線でいろんな繋がりを考えられると施術で打ち手に困ることはなくなります。
先ほど、お伝えした次回予告にも使えますよ。
以上が本日の内容になります。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
中村涼太
追伸
私たちが普段の臨床を通して、
学んだ内容の中で、
効果のある内容がこの一日で学ぶことができます。
<Infinityトータルアプローチマスタリー>
日時:
9月4日(日)10:00〜16:00
10月2日(日)10:00〜16:00
※同じ内容なのでどちらか1日になります
場所:
trust body相模大野院
参加費用:
5500円
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定員:
残り各セミナー13名
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