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相手の隠れた主訴を見抜く考え方

 

こんにちは。

Infinity講師の中村涼太です。

いつもブログをお読み頂きありがとうございます。

本日は、

「相手の隠れた主訴を見抜く考え方」

というテーマでお伝えしていきます。

この前、ベーシックコースに進まれる受講生さんと面談をさせていただいた際に、
初診のリピート率に悩まれていました。

初診のリピート率で悩まれる方って非常に多いですよね。
私も、色々と試行錯誤してきましたし、
今でも、より良い対応が出来るように日々研鑽しているところですが、

その中で、ここ最近、意識することで上手くいっていることがあるので、
今回はそれをシェアしようと思います。

▼誰にもストーリーがある

あなたは、飲食店や美容院など、初めていく場所を決める時は、
どのように決めていますか?

色々と比較して調べてから来院することがあったり、
前に行った場所が自分と合わなかったから、別のところと思って、

などと様々な理由があると思います。

整体院に来る方も同じです。
何か来ていただけた理由、背景が必ずあります。

そこに共感できるかどうかでリピート率が変わってきます。
先日、いらしてくれた初診の患者さんは顎の違和感で来院されました。

私は、初診の問診の中で意識したのは、
顎の違和感が生じるまでに至った経緯、背景を聴くことです。

話を聞くと、ご家庭のストレスや、これまでの境遇でひどく体に負荷をかけていた様子が伺えました。
そして、その方から受け取ったのは、

“誰も私が頑張っていることを認めてもらえない。”
(これは、本人も無意識で受け取れていない様子でした)

私がかけた言葉は、
「○○さんがここまでやってこれているのって普通じゃないですよ。○○さんだからですよ。」

と伝え、そこからラポールは築けて、施術でも深い話ができました。
結果として、慢性炎症が起こっていることを伝え、心身ともに整えていく必要性に合意が取れていたので、
2回目の来院の時には、顎は一切触らずでした。

つまり、相手は顎が本当の悩みではなく、
自分の頑張りに気づいてほしい、今の自分を受け入れてほしいと言ったような気持ちが隠れた主訴だったのだと思います。

これは、相手の背景、ストーリーに関心を持ったことで、導き出せたことです。
もし私が、顎に注力して施術をしていたら、次に繋がっていなかったかもしれません。

相手の背景に関心を寄せることは大切ですね。

では本日の内容は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。

中村涼太

追伸

先日のzoomセミナーへ参加してくれた皆様、
ありがとうございました!

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