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自律神経の共通評価手順

 

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みなさんこんにちは!

Inifinityの中田です。

いつもブログをお読みいただき
ありがとうございます。

今回は、
【自律神経の共通評価手順】
についてお伝えしていきます。

みなさんは、自律神経を評価する時に、
「なんとなく」とか
「感覚的に」とか
抽象的に測っていないでしょうか?

本日は、自律神経疾患に限らず
どの疾患の方にも共通して行っていく
自律神経の評価手順についてお伝えしていきます。

▼Step❶視診

自律神経Stage分類をもとに、身体的特徴・表情・眼球運動から、StageとTypeを予測する。

全身の筋緊張が強い、弛緩できない、血色が黒っぽく、
目が深刻で、眉間にシワが寄っているような表情の場合、
交感神経優位のStage-2と判断できますし、

逆に、
全身の筋緊張がゆるい、収縮できない、血色が白っぽい
目の焦点が合わず、無表情気味な場合、
背側迷走神経系優位のStage-3と判断できます。

▼Step❷問診

1.自覚的症状
「起床時」・「日中」・「就寝時」・「夜間」の4つ時間帯について、自覚症状を確認する。
ここから、❶での予測と実際の症状を比較照合し、Stage+Typeを特定する。加えて、自律神経の静的バランスと動的バランスの評価を行う。

2.ストレスとストレッサー
ここでは、
精神的ストレッサーと物理的ストレッサーに分けて、
現状、心身にどのようなストレス負荷がかかっているのかを整理していきます。


▼Step❸-1筋緊張

交感神経系:臥位で、四肢の力が抜けない場合は交感神経系が過剰になっている。
胸椎〜上位腰椎(C8〜L2)の脊柱起立筋の筋緊張の確認(肋椎関節の前方にある交感神経幹)
背側迷走神経系:四肢・体幹の緊張が緩すぎる場合、背側迷走神経系が過剰になっている。

▼Step❸-2腹部拍動

腹部の全体的な硬さ+腹大動脈の拍動(腹腔神経節・上腸間膜神経節・下腸間膜神経節)を確認する
⇨硬さや拍動が強い場合、交感神経系が過剰になっている

▼Step❸-3胸郭・脊柱

アライメントと柔軟性(特に側屈)を確認し、どこが硬くなり、伸びにくそうかを評価する
⇨硬さがある髄節レベルの交感神経が過剰になっている可能性が高い

このように手順を追って、
自律神経の状態を整理していくことで、
感覚ではなく、再現性を持って自律神経の状態を
把握していくことができますし、

状態が把握できれば、
アプローチができるようになっていきます。

本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました!

中田一希

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