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構造面、習慣面、感情面にトータルアプローチして症状を根本改善させる方法をブログで公開中

痛み・痺れ×自律神経の評価とアプローチ

 

みなさんこんにちは。

Infinityの中田です。

本日は、
【痛み・痺れ×自律神経の評価とアプローチ】
というテーマをお話ししていきます。

 

Infintiyのプロフェッショナルセラピスト養成講座
アドバンスコースでは、
“自律神経の評価とアプローチのエキスパートになる”
というテーマで進むのですが、

よくありがちな勘違いが、

『整形疾患は、筋・骨格系への評価とアプローチ』
『自律神経疾患は、内臓・自律神経への評価とアプローチ』
と、分けて考えられていることです。

このような思考は、臨床の可能性をかなり狭めてしまいます。

そもそも、自律神経とは、

“脳と内臓・血管を繋ぐ神経”

ですので、

もちろん、
消炎、排泄、消化・吸収、循環、免疫、生殖など
身体の生命維持に必要なあらゆる機能に関与しています。

とすれば、当然ながら、
筋への栄養を届ける血流だけでなく、
乳酸など代謝産物の排泄に関連する循環状態は、
自律神経によってコントロールされています。

それだけでなく、詳細は省きますが、
交感神経系の過剰興奮は、
特に二関節筋の緊張を高めてしまいますので、

アウターマッスル優位で、
関節を固定して、痛みや痺れが出ている場合ですと、
かなり直接的に症状へ影響してきます。

 

Infinityのアドバンスコースでは、
自律神経の負担度・進行度をStage分類として評価し、
その中でも、どのようなタイプかをType分類として、

3ステージ、7タイプで評価していきます。

 

痛み痺れで多いのは、
ステージ2のタイプ1なので、
腹側迷走神経系が機能低下し、
交感神経系が過剰緊張し、
背側迷走神経系が機能低下している状態です。

 

そのため、必要なことは、
腹側迷走神経系の機能を取り戻すこと。

つまり、

“心理的に安心・安全な場”
それによる相互コミュニケーションが、
まず重要になります。

患者さんの心理的安全性が確保できたら、
次に、

腹側迷走神経系の支配領域である
頭部・顔面・頸部・胸郭などの
“横隔膜より上”の神経の走行と
対象の筋肉・内臓・皮膚を評価して、
アプローチしていきます。

これらの評価とアプローチを行うだけで、
整形疾患の痛み痺れの改善率が上がるだけでなく、
なかなか局所だけのアプローチでは改善できない
少し重症な症状も改善できるようになっていきます。

 

Infinityのプロフェッショナルセラピスト養成講座では、
整形疾患から、自律神経疾患まで、
アウター:身体構造へのアプローチ
インナー:習慣や住環境へのアプローチ
メンタル:心理構造へのアプローチ

これらの3つを体系化して、
順番に習得していただけるようになっています。

治療においては、感覚を磨いていくことももちろんなのですが、
どれくらい理論に基づいて、評価できるかというのも
重要な要素になります。

『失敗は、科学(サイエンス)。成功は、芸術(アート)』
という有名な言葉がありますが、

私たちはプロの治療家として、
再現性を高めて、打率を上げ、
そして、感性を磨き、ホームランも打てる。

これが、真のプロフェッショナルだと思います。

9月に、年に2回の募集がありますので、
参加を検討されている方は、楽しみにお待ちください!

本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

中田一希

 

追伸.

再現性の高い評価の上にしか
再現性の高い治療結果は有りません。

どんな患者さんがきても、
『大丈夫ですよ!安心してくださいね』
と余裕を持って対応できるようになりたい方は、
ぜひご参加ください。

詳細は
↓↓↓↓↓↓

<日程>
7月29日 19時30分〜
※日程が変更になっているので、
お間違えのないようにお願いいたします。

<タイトル>
再現性の高い結果を出すための評価力

<内容>
・スキルばかり増やしても結果が出ない不都合な真実
・セミナー巡りをしていても再現性は生まれない
・再現性の高い治療家が持っている評価力とは?
・質疑応答

<申込フォーム>
https://48auto.biz/infinitherapist/registp/entryform61.htm

 

 

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