対応力を広げる前に考えること
こんにちは。
Infinity講師の中村涼太です。
いつもブログをお読み頂きありがとうございます。
本日は、
「対応力を広げる前に考えること」
というテーマでお伝えしていきます。
セラピストとして、働いていると、いろんな方が来院されると思います。
その方に合った価値観で対応しながら、施術にも価値を感じて頂く。
セラピストという仕事は、自分が商品でもあるので、
技術職でありながら、営業職でもあると思っています。
そんな仕事だからこそ、来院を継続するために、
相手に合わせることに注力しすぎて疲弊してしまったという経験ってありませんか?
私は、これまで何度も経験してきました。
なぜ、このようなことになってしまったのか。
それは、自分の施術の価値が分かっていなかったことが原因でした。
どうやって、自分の施術の価値を理解していくのか。
それが、対応力を広げていくより前に考えることとして大切になるので、
シェアしていきたいと思います。
▼パレードの法則
パレードの法則を聞いたことはありますか?
パレードの法則とは、売上の8割が2割の顧客で成り立っているという考え方です。
これってすごいことですよね。
2割の顧客が自身の売上を支えてくれているのです。
だからこそ、この2割の顧客を大切にするということが、あなたの売上を高めていくヒントになります。
この2割の顧客は、何に価値を感じて、何度も来院してくださるのか。
これを知り、その強みを特化していくことが本来やるべきことになります。
▼誰の声に耳を傾けるか
例えば、新規でいらした方がいて、こちらの想いや考えに対して、まだ上手く共有できていない状態の方がいたとします。
その方が、話は良いから、とにかく施術の時間を長くしてほしい。
というような提案をしてきたとした時に、
その提案を受け入れるべきでしょうか。
もちろん、このような方も、来院を重ねていく中で、関係性が深くなり、パレードの2割に該当する可能性はありますが、
新規の方の提案が、2割の顧客の求めることと、違っているのであれば、
その提案は受け入れるべきではありません。
これを受け入れてしまうリスクとして、そこから内容を変更していくことで、
パレードの2割に該当する顧客が離脱してしまうことです。
世の中、多くの治療院があって、合う合わないはどうしても生じます。
セラピストとして、どんな人にも対応する器を広げていくことは大切にしながらも、
自分がセラピストとして、どんなものを提供していきたいのか。
顧客は何に価値を感じてくれているのか。
この共有ゾーンが上手くいっている方が、2割の顧客になります。
そのため、
あくまでこの2割の方々との関わりを大切にしながら、対応力を高めていくという思考がおすすめです。
この2割の人が分からないという人は、まずは来院回数や売上別に自分のカルテ枚数を並べてみると、上位2割が見えてきます。
まずは把握することから始めてみてください。
では本日の内容は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
中村涼太
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(株)Therapist Infinity 経営幹部
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