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眼精疲労に対する上肢のアプローチ

 

こんにちは。

Infinity講師の中村涼太です。

いつもブログをお読み頂きありがとうございます。

本日は、

「眼精疲労に対する上肢のアプローチ」

というテーマでお伝えしていきます。

今回は眼精疲労で来院された方のお話をしていきます。

その方は、デスクワークで、数字の管理の仕事をしているため、
仕事中は常に細かく数字を見ているためか、
夕方になると、だんだん目が疲れてくる症状が出ていました。

そして、症状を改善したい思いとしては、今の職場のメンバーを含め、
環境が気に入っているので、今の仕事を続けていきたい。

そのために、眼精疲労を改善したいと来院されました。

眼精疲労というと、頭頸部へのアプローチをイメージすると思います。
もちろん、頚椎や頭蓋の調整をすることもありますが、
この方に関しては上肢の負担が強く、最初は上肢中心に介入をしていきました。

では、今回、なぜ上肢から介入をしていったのか。
そこを共有していこうと思っています。

▼生活背景と蓄積発症理論

Infinityでは、蓄積発症理論といって、
蓄積した負担が溜まった影響で症状に繋がるということをお伝えしています。

今回の眼精疲労もこれまでの生活の中でかかった負担が積み重なって発症したと考えていくのですが、
まず、デスクワークから目の疲労や上肢に負担がかかることは想像できるかと思います。

そこで、頚椎や頭蓋、上肢を評価していくことを考えます。

その中で、症状はどのようなメカニズムで発症しているのかを考えると、
眼精疲労であると、
目周囲の血流不全、自律神経の乱れ、頭蓋の歪み、脳脊髄液の循環不良などが引き金となり発症することがあります。

この方に関しては、問診の中で、自律神経の乱れが伺え、
評価の中でも自律神経の負担が確認されました。

そこで、治療アプローチとして、神経系への負担を減らすことを考えました。

自律神経の負担を考えた時に、交感神経幹などをアプローチしていくこともありますが、
この方はパソコン作業から上肢への負担もあったため、
上肢の腕神経叢の負担を減らすことで自律神経の負担を減らすことから介入していきました。

実際に上肢に施術をしていると、
本人からは、
「手を触られているのに、頭や首が緩んできました。」

とおっしゃっていました。
その後の方が、自律神経の調整も施術の効果が出やすくなります。

このように、生活背景を問診から聴取し、
そこで評価、アプローチの見立てを行い、
実際に行っていくことで、施術の効果が上がっていきます。

私自身、問診含め、評価が大切だと、改めて感じさせられた一例でした。

では本日の内容は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。

中村涼太

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