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靭帯の施術効果を高める3つの「知る」

こんにちは! 



 

 

Infinity講師の中村涼太です。

 

 

いつもメルマガをお読み頂きありがとうございます。 


 

 

本日は、

 

 

『靭帯の施術効果を高める3つの「知る」』

 

 

というテーマでお伝えしていきます。 

 

 

あなたは普段の臨床で靭帯に対して施術を行っていますか?

 

 

もし、あなたが靭帯への施術をしておらず、

患者さんが痛みや姿勢の歪みに悩んでいるのであれば、

今すぐ靭帯へのアプローチを臨床に取り入れてください笑

 

 

これまでより、施術効果が変わってきます。

筋膜治療の時と比べ、持続性が変わってくるのでぜひ試してみてください。

 

 

そして、今回は、靭帯へのアプローチを行っている方に向けて、

より施術効果を高めるやり方を伝えていきます。

 

 

あなたは、これまで

靭帯へのアプローチをしているけど、

 

 

=======

・本当にこれで合っているのだろうか?

・靭帯へのアプローチの感覚がいまいち掴めてなくて不安

・靭帯に対してどのようにアプローチすれば効果が出るのか分からない

=======

 

 

などというような経験はありませんでしたか?

 

 

私は最初ありました笑

 

 

けれど、その中でも臨床で経験を積んでいく中で、

効果を出すためのやり方を体系化してきたので、

今回シェアしていきたいと思います。

 

 

日々の臨床の参考になりますので、ぜひ続きを読んでみてください。

 

 

 

▼抑えるべき3つの「知る」

 

 

 

 

 

抑えて欲しいポイントは3つあります。

 

 

  • 靭帯の走行を知る
  • 骨アライメントを知る
  • 靭帯の状態を知る

 

 

この3つです。

 

 

この3つの「知る」を抑えることであなたの施術効果はグッと上がります。

 

 

では一つずつ解説していきます。

 

 

  • 靭帯の走行を知る

 

 

まずは、靭帯がどのように走行して骨に付着しているか知ることです。

 

 

筋肉をリリースするにしても、走行が分からないとできないですよね。

だからこそ、まずは靭帯の走行を頭に入れておくことが前提になります。

 

 

  • 骨アライメントを知る

 

 

次に抑えるべきなのは、靭帯が付着している骨のアライメントがどうなっているか確認することです。

 

 

正常の位置より、離れているのか、近くなっているのか

捻れているのかなどを確認しましょう。

 

 

靭帯は骨と骨をつないでいるので、

骨同士の位置が変わってくることで、靭帯にかかる負担が変わります。

 

 

それを知るためにも骨アライメントを確認してください。

 

 

  • 靭帯の状態を知る

 

 

そして最後に靭帯の状態を知ることです。

これは、靭帯にどのようなストレスが生じているのかを知るということです。

 

伸ばされて硬くなっているのか、捻れて硬くなっているのか、

圧迫されて動きが出ずに硬さがあるのか

などと靭帯にかかるストレスを知ることでアプローチが対処法が変わってきます。

 

 

 

▼具体例

 

 

 

 

 

以上の説明を踏まえた上で、

説明だけではイメージが湧かないことがあると思うので、

例を踏まえて最後にお伝えしていきます。

 

 

今回は骨盤の後仙腸靭帯を例に伝えていきたいと思います。

 

 

  • 靭帯の走行を知る

後仙腸靭帯は、仙骨の後面に付着して仙骨と腸骨を繋ぐ靭帯で、

仙骨の後側方、外側仙骨稜から腸骨の上後腸骨棘まで付着しています。

 

 

  • 骨アライメントを知る

例えば、右骨盤がアウトフレアしていたとします。

そうすると、骨アライメントとして、上後腸骨棘が仙骨に近くなっている状態となります。

 

 

  • 靭帯の状態を知る

骨のアライメントから右側の後仙腸靭帯としては、付着部間の距離が短くなっていること、そしてアウトフレアしていることで捻れのストレスが

加わっていることが考えられます。

 

 

以上の3つの状態を知ったことで、アプローチとしては、

後仙腸靭帯に対して、捻転や短縮のストレスに対して、

解放するようなアプローチを選択していけば良いとわかります。

 

 

やり方は自由ですが、

例えば、右側の腸骨のインフレア方向に誘導しながら

靭帯に対しても、硬さをとるようにアプローチをすればO Kです。

 

 

このように、3つの知るを頭に入れることで、

靭帯へのアプローチでどのように行っていけば良いのかが明確になります。

 

 

ぜひ参考していただきながら日々の臨床に役立ててください。

 

 

 

では本日の内容は以上になります。 


 

 

本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。 

 

 

 

中村 涼太 


 

 

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今回お伝えしたような靭帯アプローチは、

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