Blogブログ

構造面、習慣面、感情面にトータルアプローチして症状を根本改善させる方法をブログで公開中

脊柱管狭窄症の改善率を高める技術

株式会社Therapist Infinity
 

みなさんこんにちは。

Infinityの中田です。

いつもメルマガをお読みいただき、
ありがとうございます。

本日は、
【脊柱管狭窄症の改善率を高める技術】
についてお伝えしていきます。

1Dayセミナーで、良くお話しをいただくのが、

『狭窄症の患者さんがなかなか良くならなくて…』
『時間がかかることは伝えているのですが…』

このようなお悩みを持たれている方は
多いですよね。

もし、このメルマガを読んでいるあなたも、

=====================

・狭窄症の改善率を上げたい

・どんなアプローチが必要なのか、曖昧

・なかなか自信を持って、治ると言えない

=====================

このような悩みがあるとすれば、
必ず最後まで見てみてください。

『狭窄症は、そんなに難しくないよ』
という方は、流してしまって大丈夫です。

▼病態を基に考える

これは、あらゆる疾患でそうなのですが、
病態をまず把握する必要があります。

脊柱管狭窄症とは

“脊柱管が、歪みや老廃物の蓄積により狭くなり、
脊髄や神経を持続的に圧迫している状態”

を指します。

何故?狭窄症になる人もいれば、
いない人もいるのでしょうか?

私は、脊柱管狭窄症を考えていく時に、

1.構造的負担(腰部伸展)

2.循環排泄不足

3.経過時間

3つの要素の掛け算
脊柱管狭窄症の重症度

と捉えています。

▼なぜ過度な伸展負荷がかかるのか?

主には、以下の3つが理由になります。

1.上肢由来

手首、腕の硬さや交感神経優位によって、
胸郭が開き、胸椎が伸展固定されている

 
2.下肢由来

足首、股関節、仙腸関節など
回旋+伸展の関節運動を行える関節の硬さにより、
下部腰椎が過度に回旋+伸展負荷がかかる

 

3.内臓由来
肝臓や腎臓などの内臓疲労によって、
下部腰椎に過度に回旋+伸展負荷がかかる

▼循環排泄不足とは?

主に、慢性的な水不足や利尿効果の高い
コーヒー、酒類の常飲、精製糖や小麦類の
常食などによって、

肝臓や腎臓-尿管への負担が増加し、
脳脊髄液を介して、栄養を届け、
老廃物を排泄していく循環に
負担がかかることです。

 
▼経過時間とは?

構造的負担と循環排泄不足の期間が、
最低でも6ヶ月以上蓄積すると、
脊柱管内に老廃物が蓄積し、
狭窄症を発症するリスクが上がります。

そのため、発症時には少なくとも

“6ヶ月〜1年以上の負担が蓄積している”

ということを、患者様にも共有する必要があります。

経過時間が長いほど、
脊柱管内の老廃物の排泄にも
時間がかかるため、症状の治りにも
時間がかかるということになります。

▼狭窄症で最も多いパターン

1.構造的負担
部位1:脊柱管での狭窄負荷
部位2:末梢神経での伸長(牽引)ストレス+圧迫負荷

この2部位で、神経負荷がかかっていることで、
痛み・痺れを生じます。

ありがちなのが、脊柱管部位しか治療しておらず、
末梢神経起因の痺れを見逃している
パターンです。

2.循環排泄不足
肝臓・腎臓・尿管+自律神経負担(交感神経優位)

▼狭窄症の改善率を高める技術

1.仙結節靱帯
・上部:上後腸骨棘〜尾骨
・外側部:上後腸骨棘〜坐骨結節
・内側部:尾骨〜坐骨結節

この3線維で、緊張が強い部位にアプローチします。

2.三角靱帯
仙結節靱帯のみにアプローチすると、
骨盤周囲の安定性が減ってしまいます。

そもそも仙結節靱帯が過度に緊張固定してしまっている
原因は、足首にあります。

3.尿管
尿管は、腎臓〜骨盤内部まで、
脊柱に沿って走行しています。

尿管の硬さは、
過度な伸展負荷を生んでしまいます。

他にも、たくさん技術はあるのですが、
特に重要なポイントは、
この3つになります。

▼症状の本質を見極める

このような症状に至る背景には、

必ず
・心理面の負担

・習慣面の負担

・構造面の負担

この3段階を辿っています。

正直、脊柱管狭窄症で、

・上記のような構造アプローチ

・狭窄をさらに減らす習慣面のアプローチ

・狭窄症患者さんの根底にある心理を理解し、
信頼関係を築いていく心理アプローチ

これらができなければ、
再現性を持って、予測通りに
改善することは難しいと思います。

しかし、逆に言えば、
トータルアプローチを身につけて、
そのポイントを理解すれば、
そんなに怖い症状でもありません。

時代の波に乗り遅れないように、
トータルアプローチをぜひ身につけて
いってくださいね。

本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

中田一希

追伸.

・内臓治療(アウター)
・栄養療法(インナー)
・患者心理(メンタル)

3つのトータルアプローチが、
1日で学べる1Dayセミナー。

年2回の開催なので、
早くも、残り席が埋まってきています。

会場の関係で、席数は増やすことが
できないので、
迷われている方は、
お早めにお申し込みくださいね!

詳細は、こちらから 
↓↓ 
https://abfll.biz/brd/archives/xbyzky.html

関連記事