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構造面、習慣面、感情面にトータルアプローチして症状を根本改善させる方法をブログで公開中

症状が良くなった先での再目標の共有

 

こんにちは。

Infinity講師の中村涼太です。

いつもブログをお読み頂きありがとうございます。

本日は、


「症状が良くなった先での再目標の共有」

というテーマでお伝えしていきます。

患者様が何回か施術にいらしてくれて、
徐々に症状が改善していくケースがあると思います。

そうなった時に、大きく道は二つ。

症状が良くなったので卒業していくか、
まだ継続していくか。

この二つの道があったときに、
どのようなことをあなたは提案していますか?


「症状が良くなったんだから卒業するしかないでしょ。」

「メンテナンスの必要性を感じてもらえないと卒業だよね。」

もしこのようなことを感じていたり、思っているのであれば、
それ以外の選択肢が抜け落ちています。

ではどんな方法があるのか。
今回はこれをシェアしていこうと思います。

▼症状の改善から分かること

症状が良くなっていくと何が起こっているのか。
Infinityでは、蓄積発祥理論を用いて説明しているのですが、

簡単にいうと、これまで負担という水が溜まってコップから溢れた状態が症状となっているという考え方があり、

症状が治まっているのは、コップから溢れなくなっているからであると、蓄積発症では考えます。

そこで、メンテナンスとしては、
コップから溢れない状態を継続するために、定期的に来院してコップの中身を減らしていきましょうね。

という考えになりますが、
これは、自分で溢れない状態をキープできる人からしたら必要性を感じないですよね。
その結果、

「では卒業します。」

という結論になると思います。

では、そのような人にどんなことを提案するのか。

その一例として、
私のところにめまいでいらしていただいた患者様が症状が消失した後も通ってくださっているのですが、
この方はなぜ通ってくださっているのか。

その理由は、
「今より健康な状態になりたい。」

これを蓄積発症理論で考えると、
“コップの器をより拡張していきたい。”

というところになります。
患者様は、これまで体調を崩しやすく、自分の体が弱いことを気にされていました。

そこから施術を通して、自分の体が変化していくことを実感され、
「以前より頑張れるようになっているかもしれない。」

といった体験を積み重ねていった結果、より健康になりたいという思いが湧いてきました。

そのため、この方に関しては、コップの器を拡張していくために、
体を整えていくこと、
マイナスの習慣を減らすところからプラスの習慣を増やしていき、
健康の水準を上げていくことを目標に今は通ってくださっています。

このように、症状が良くなったから終わりではなく、
その先に相手の望みがあるのであれば、そこを達成していくことも整体を通してできることだと私は思っています。

そのためには、相手がなぜより健康になりたいと思っているのかという、
背景を聴けている必要がありますが、
関係性を築いていくと、症状の改善以外にも出来ることが増えてくると思います。

症状が良くなっている人いたら、症状が良くなった先に、

・どんなことを望んでいるのか
・どうして、そうなりたいと考えているのか。

このようなことにフォーカスを当てて関わってみてください。

では本日の内容は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。

中村涼太

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