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構造面、習慣面、感情面にトータルアプローチして症状を根本改善させる方法をブログで公開中

術後の癒着を取れていますか?

こんにちは! 



 

 

Infinity講師の中村涼太です。

 

 

いつもメルマガをお読み頂きありがとうございます。 


 

 

本日は、

 

 

『術後の癒着を取れていますか?』

 

 

というテーマでお伝えしていきます。 

 

 

あなたはこれまで、骨折後のリハビリを担当したり、

既往歴で、例えば大腿骨頸部骨折があり、プレートが入ったまま

の人、

さらに以前は入っていたけど、月日が経ち、プレートを抜いた後の

施術を担当したことはありますか?

 

 

そのような方々を見ていて一度は感じたことがあること。

 

 

それは、

「動きが悪い!」

 

 

動きが悪い原因は、術後の経過や時期によって様々ですが、

炎症や筋の過緊張、短縮、靭帯の硬さ、神経の滑走不全、

術創部の滑走不全、術創部周囲の循環不全など、

 

 

挙げたら様々な理由がありますが、その中で今回は、

組織間の癒着に着目していきたいと思います。

 

 

今回お伝えする癒着の視点を持つことで、

あなたの目の前の患者様の可動域や痛みの改善に繋がるかもしれません。

 

 

======

・なかなか可動域が変わらない

・術創部の筋出力が上がってこない

======

 

 

などとお悩みであればぜひ続きをお読み下さい。

 

 

 

▼術後には何が起きているのか

 

 

 

 

 

これを知るためには術後に組織に何が起きているのか、

考えていく必要があります。

 

 

 

まず、ざっくりと考えていきますが、

手術をした箇所は炎症が起きます。

 

 

そして、体としては炎症を起きた箇所を抑えるために、

傷口を塞ごうとするのですが、

その際に組織を回復する過程の中、

組織同士が張り付くことで組織の癒着が起きます。

 

 

この癒着は体を治癒していく過程で必要であると思いますが、

この張り付く過程で、間違って正しくない組織同士が張り付いてしまうこともあります。

 

 

そのような場合は、

きちんと癒着を取っていかないと、可動域制限に繋がります。

 

 

そのため、術後に癒着があるかないかを確認して、

不必要な癒着が起きている場合は、癒着へのアプローチが必須になります。

 

 

 

▼組織を意識する

 

 

 

 

 

癒着を取る必要がわかったところで、

癒着に対してどのように考えていくべきでしょうか。

 

 

それは、「膜の連続性」です。

例えば、筋膜であれば、

術後で、筋を切られていると必ず筋膜に捻れや組織の硬さが発生しています。

 

 

これが、骨折後のプレートが入っている場合であると、

筋膜だけでなく、骨膜への意識も必要です。

 

 

開腹手術であっても、腸間膜の動きに制限が出てしまうことがあります。

 

 

そのため、術後の組織は膜の連続性にエラーが生じているケースがあります。

臨床の中で、術創部の癒着をリリースすることで、

可動域や痛みの改善につながるケースは多々あるので、

 

 

もしあなたが、術後の方に対して

膜を意識してみていないのであればぜひ意識してみてください。

 

 

もちろん、触診力がいることですが、

意識して触っていく中で、感覚が徐々に掴めると思います。

日々ブラッシュアップしていきましょう!

 

 

では本日の内容は以上になります。 


本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。 

 

 

 

中村 涼太 


 

 

P.S

Infinityでは、今回お伝えしたような構造面へのアプローチだけでなく、

習慣面へのアプローチも大切にしています。
これからの時代は、 
習慣環境面に適切にアプローチできる人が 
患者さんからの信頼を勝ち得ていきますし、 
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