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触診の質を上げて戻りを減らすには?

 

こんにちは。

Infinity講師の中村涼太です。

本日は、

「触診の質を上げて戻りを減らすには?」

というテーマでお伝えしていきます。

先日、スタッフとの技術研鑽で胸鎖乳突筋のリリースの練習をしたいと言われたので、
その練習を行いました。

スタッフとしては、施術で患者さんに満足のいく結果を提供できていないのではないかと悩んでおり、それがアウター面で言えば、施術で硬さを取りきれないというところでした。

そこで、スタッフの施術を受けたところ、

悪くはないんだけど、何だか物足りない。
といった感じで、何が原因か考えていく中で、
施術の中で取りきれない要因が見えてきました。

今回は、この要因についてお伝えしていきます。
これを読むことで、原因の戻りを減らし、より成果に直結しやすくなります。

施術の影響を知る

先に、結論から言うと、
“リリースによって、どこまで影響が出ているのか把握していない。”

と言うところが大きな要因でした。

どのようなことか言うと、
例えば、
ドミノ倒しを想像してみてください。

最初の一つを倒すと、後のドミノも続けて倒れていきますよね。

しかし、このドミノの途中で重いドミノや他のものがあったり、
綺麗にドミノが並んでいないことで、ドミノが止まってしまうことがあると思います。

このような時は、またその箇所を整える必要がありますよね。

これを人の体でも考えてみてほしいです。
施術をした箇所が最初のドミノの場所だとしたら、

その施術(ドミノ倒し)は、どこまで影響が伝わっていますか?

ドミノが最後まで綺麗に倒れているのであれば、
それは施術で戻りなく、リリースなどが行えているといえます。

しかし、もし途中でドミノが止まっている箇所があるのであれば、
その箇所も整えることを意識しないとそこの詰まりは大きくなり、
いつまで経っても、施術で戻りに悩まされてしまいます。

これを防ぐためには、
施術の時に、部位を触りながらどこまで波及しているか
感じられているかどうかが鍵になります。

自分の触診を通してその部位だけでなく、それ以外の部位へどのような影響が出たか、
繋がり、関連のある部位まで良い影響が伝わっているか。

この意識を持ってください。
意識せずに触っているのとでは大きな違いがあると思います。

今回のような意識を持つことで、
自分の施術を見つめ直すきっかけになると思うので、
ぜひ参考にしてみてください。

では本日の内容は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。

中村涼太

追伸
3月、4月に行われるInfinityトータルアプローチマスタリーでは、
アウター面として内臓血管へのアプローチを行なっていきます。

これまで内臓血管を意識して施術ができていない方は、
施術の幅が広がり、臨床観が変わるきっかけになりますよ。

興味のある方は、下記ページから確認してみてください。
https://abfll.biz/brd/archives/xbyzky.html

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