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戻りを減らすある一つの視点

中村涼太

おはようございます、infinity講師の中村です。
このメルマガでは、日々の臨床や研鑽で学んできて、あなたの臨床にも役立つ情報を発信していきます。

私自身、難しい内容を理解するのは、苦手なので簡単に伝えていけたらと思います。
ぜひ、まずは気軽に読んでみてください。

では、さっそく今回のテーマですが、
戻りを減らすある一つの視点というテーマを話していこうと思います。

あなたは臨床でこんな経験はありませんか?

・翌日には姿勢が元に戻っている
・筋肉がガチガチでリリースしてもその場しのぎな気がする  など

私は正直、何度も直面してきました。
姿勢を整えては、翌日のリハビリではまた元に戻っている。そして同じところから始める。
戻ってしまうから筋膜の繋がりで他の場所からアプローチするも、それでも戻る。
そんな日々の臨床を送っていると、
「こんなリハビリで良くなるのだろうか。」
と不安な気持ちや自信もなくなっていくことがありました。

しかし、ある考えをするようになってから、私の臨床での視点が変わり、戻りに対しても不安になることなく対応できるようになりました。
それは、、、

患者さんのインナー面を見るということです。

インナー面というのは、その人の食事や生活環境のことで、
食べ物で言うと、水、砂糖、小麦、油、タンパク質、ビタミン、ミネラルなど
生活環境は、気温、湿度、電磁波、普段の姿勢、仕事の環境、通勤の環境など
様々なことを指します。

これらの要素が戻りを患者さんの戻りを助長してしまうことが多いにして起こっているのです。

例えば、食事面で水を例にとってみます。
成人の人間の体内の水分量は60~70%であると言われています。
そんな人間の体だからこそ、水が普段から適切に取れていることがとても大切になります。
体内で水が足りていないと、血流の流れが悪くなるため、神経伝達が悪くなったり、筋肉自体も硬くなってしまうことが起こります。

そのため、先ほどの例で言うと

姿勢が元に戻ってしまう原因が筋肉が硬く、
弾力性が失われている状態であった場合、
あなたがやるべきことは姿勢を整えることや筋肉のリリースをするのではなく、患者さんに水を飲んでもらうことになります。
水をとれている状態になれば筋肉の柔軟性が上がり、戻りが減る。
結果、患者さんに変化を出せるようになっていきます。

もしあなたが、これまで、戻りに悩んでいるのであれば、
ぜひ今回のように患者様のインナー面に目を向けてみてください。
きっとあなたの臨床での結果が変わってきますよ。

今回の内容は以上になります。
また次回も臨床での学びをお伝えしていきますので、ぜひ読んでくださいね。
本日はメルマガをお読みいただきありがとうございました。

中村 涼太

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