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構造面、習慣面、感情面にトータルアプローチして症状を根本改善させる方法をブログで公開中

通院してもらっても症状の改善度が低い時の検査術

皆さん

 

 

こんにちは。

 

 

Infinity代表の川西翔太です。

 

 

いつもブログをお読み頂き、ありがとうございます。

 

 

本日は

 

『通院してもらっても症状の改善度が低い時の検査術』

 

についてお伝えします。

 

 

 

炎症や神経症状が強い方ほど

初診から3回目まで施術をしても

症状が8〜10/10で平行線を辿るケースは

臨床で多くあると思います。

 

 

先日もスタッフから臨床相談がありました。

 

 

介護職の女性

主訴は仕事中に発生する焼けるような殿部の痛み

 

局所の骨盤や股関節や腰部の筋骨格系の施術をしても

改善度が向上していかないとの事でした。

 

 

このようなケースの場合、

あなたならどのように見立てますか?

 

 

例えば、

僕がInfinityでお伝えしている

トータルヘルスアプローチで見立てるとしたら、

 

 

焼けるような痛みということは未だに炎症が強く

 

施術による自然治癒力<日常の仕事中の負担

 

が上回っていることが考えられます。

 

 

患者心理の視点から診ると

 

炎症というのは

 

自分の価値を認められていない

自分を犠牲にしてでも人に与える

結果的に自分を傷つけている

 

このようなメンタルメッセージでもあります。

 

 

一般化する訳ではありませんが

特に献身的な介護職を選ばれている方には

上記のような性格の方は多い傾向にあります。

 

 

なので、

メンタルアプローチは

患者さん自身が自分で存在承認できる

日常の小さな価値を認めていく戦略になります。

 

 

栄養療法の視点から診ると

 

炎症が引かない要因で多いのは

 

・グルテン

・糖質

・水不足

 

が多いので

 

この辺りの生活習慣を再問診して見立てていきます。

 

 

身体組織構造の視点から診ると

 

介護職は

立ち仕事が多く

トランスファー(移乗)という特殊動作に加えて

患者さんをベッドサイドで介助する動作や姿勢を繰り返します。

 

なので、

患者さんに仕事中のどのような場面のどのような姿勢や動作が多いか?

どのような姿勢や動作の後に痛みが発生するか?

 

をより具体的に問診して

炎症を繰り返す原因動作を特定していきます。

 

 

例えば、

原因動作が移乗動作という

下肢で踏ん張り、上肢で患者さんを持ち上げながら

体幹の回旋動作が原因だった場合。

 

 

殿部に繋がっている

 

ラテラルラインという

第4趾〜立方骨〜腓骨〜大腿筋膜張筋〜殿部〜肋骨

 

外側アームラインという

母指/第2指〜橈骨〜上腕〜肩骨帯〜広背筋〜殿部

 

の原因が考えられ

 

さらにこの筋骨格のラインに

内部の組織である内臓の影響がないか

どうかもさらに原因を追求していきます。

 

 

例えば、

右の肝臓の影響で肋骨が歪んだ場合、

それ以下の殿部〜第4趾に全て影響します。

 

この場合だと筋骨格の歪みの根本原因である

内臓を施術しないと戻りが生じてしまいます。

 

 

Infinityがどんな症状でも自信を持って

「大丈夫ですよ。任せてください!」

 

と言えるようになる背景には

 

 

実はこのような

 

『評価プロセスモデル』

 

という

 

原因を

 

・身体組織構造(アウター)

・習慣、環境(インナー)

・心(メンタル)

 

に分けて検査できるスキルと考え方をお伝えして徹底的に磨くからです。

 

 

是非、臨床に行き詰まった時は

このような視点で診てみてください。

 

自分と患者さんの可能性が広がります。

 

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

 

川西 翔太

 

 

 

 

 

追伸

 

 

評価プロセスモデルを開発した

trust body/Infinityのマネージャーである中田が

無料zoomセミナーで登壇します。

 

 

原因を追求する検査や評価で悩んでいる方は

是非、ご参加ください!

 

とても面白い内容になっていますので。

 

 

7月29日(土)

19時30分〜20時30分

無料zoomセミナー開催します。

 

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