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見落としていたある視点

こんにちは! 



 

 

Infinity講師の中村涼太です。

 

 

いつもメルマガをお読み頂きありがとうございます。 


 

 

本日は、

 

 

『見落としていたある視点』

 

 

というテーマでお伝えしていきます。 

 

 

 

ある患者さんの施術での話です。

 

 

その方は、腰痛で来院されているのですが、

ハムストリングスに硬さがある方でした。

 

 

そしてその中でも大腿二頭筋が硬くなりやすく、

最初は筋間のリリースや、付着部として坐骨大腿靭帯へのアプローチをしていたのですが、

硬さが残っていました。

 

 

そのため、次回来院すると、前回よりは良いものの硬さがあり、

 

 

「これ以外のアプローチも必要そうだよな。」

 

 

と思っていて、解剖を見直していたところ、

ある事が目に留まりました。

 

 

そして次回来院の時に、その留まった事も意識に入れて施術をすると、

今までより反応が良い成果がありました。

 

 

今回は、この私の体験を踏まえ、

どんな視点が必要であったのかお伝えしていきたいと思います。

 

 

もしあなたが、

 

 

======

・腰痛の痛みが取りきれない

・ハムストの硬さが残ってしまう

・最近、アプローチの方法がパターン化してしまっている

======

 

 

上記のような悩みがあるのであれば、そのまま続きをお読みください。

 

 

 

 

 

▼見落としていた視点

 

 

 

 

 

では、どの視点を見落としていたのかというと、

 

 

それは、

 

 

“二重神経支配”

 

 

という視点です。

 

 

人体の筋肉は支配神経があるのですが、

いくつかの筋肉は二重神経支配を受けています。

これは、仮に片方の神経が損傷しても、

もう片方の神経で動かすことができるというメリットがあります。

二重神経の筋肉はそれだけ、人体にとって重要度が高い筋肉なのかもしれません。

 

 

私自身、普段の臨床で筋肉の支配神経に関しては意識して介入していました。

しかし、二重神経支配であることが頭から抜けていました。

 

 

大腿二頭筋でいうと、坐骨神経が分岐して、

大腿二頭筋長頭が脛骨神経と短頭が総腓骨神経の二重神経支配となっています。

 

 

今回の介入の中では、坐骨神経部分から腓骨神経領域へのアプローチは、

頭に入っていたのですが、脛骨神経領域へのアプローチが不十分になっていました。

 

 

その中で、脛骨領域に対してもアプローチをしていく事で、成果が変わっていきました。

 

 

もちろん、神経は全身に張り巡らせているので、どのような疾患であっても、

全身の神経を診ていく必要があるのですが、

支配神経は対象の筋肉への影響が強いので、頭に入れておく必要があります。

 

 

そして、筋肉によっては二重神経支配の筋肉がいくつかありますので、

その際には、二つの神経の影響を考えていく必要があります。

以上が今回の臨床を通して、私の学びになったことになります。

 

 

ぜひ、今回の内容を読んで、普段の臨床の考えに活かしてもらえたらと思います。

 

 

では本日の内容は以上になります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

中村涼太

 

 

 

追伸.

 

 

 

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