「どれくらいで治るの？」と聞かれて動揺してしまうあなたへ

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こんにちは！

Infinityの渡会です。
本日もメルマガをご覧いただき、
誠にありがとうございます。

今回は、
『「どれくらいで治るの？」と聞かれて動揺してしまうあなたへ』
というテーマでお話していきます。

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「先生、どれくらいで治りますか？」

「どれくらいって言われても…。個人差があるから言い切れないよ…。」
「正直分からないな…。でも、ここで答えないと通ってくれないかも…。」
って、動揺しちゃう事ってありませんか？

しかも、
2回目のリピートが繋がるか否かを大きく左右する局面でもありますよね。

そこで今回は、
患者さんから“見立て”を聞かれたときに、
自信を持って伝えられるようになる“３つの要素”をお伝えします。

▼振り返りの数が見立ての精度を決める

一つ目は、
“振り返り”
です。

振り返りというのは、
普段診ている患者さんが、
「なぜ良くなったのか？」
「どのようなプロセスで良くなったのか？」
「何をしたら良くなったのか？」
を、しっかりと振り返り分析する事です。

実際私も4年前に整体院を開業した当初、
自信を持って見立てを伝えられる症状とそうではない症状がありました。

「その違いって何なんだろう？」
と考えた時に、見立てが立てられるものは改善に至るまでのプロセスがイメージできることに気が付きました。

例えば、変形性膝関節症の膝の痛みであれば、
1.炎症を引かせる
2.歪みを整える
3.膝に負担のかからない身体の使い方を再学習する。

この3ステップで改善することが明確になり、そこに、
・インナー(生活習慣)の状況
・メンタル(ストレス)の状況
を加味するとだいたいの見立てがわかるので、自信を持って患者さんに、
「●ヶ月くらいで10分の2までは改善しますよ！」
と、伝えられるようになりました。

改善までのプロセスをイメージできるためには、
日々、「なぜ、どのように、何が」など、
“５Ｗ１Ｈ”を意識して振り返ることが重要です。

“振り返りの数”が見立ての精度を決めます。

つまり、
日々患者さんの施術を振り返る習慣を持つことが、
自信を持って見立てを伝えられることに繋がるのです。

▼患者さんに安心をプレゼントする

二つ目は、
“患者さん視点に立つこと”
です。

「どれくらいで治るんですか？」
この言葉の背景にはどんな感情や想いがあるのでしょう？

「私の痛みは本当に良くなるのかしら…？」
「本当にこの先生を信用してもいいのかな…？」
という不安な気持ちや恐れが隠されているのかもしれません。

だとすれば、私たちセラピストが大切にすることは、
“患者さんに安心をプレゼントする事”
です。

一番やってはいけない振る舞い・言動があります。

「自分が言った見立て通りに改善しなかったらどうしよう…。」
「いやー正直分からないけど、なんとなくで答えよう…。」

と、セラピストが不安を抱いたまま、自信なさげに伝える事です。

これはかえって患者さんを不安にさせ、
通院する決断が出来ずに離脱する結果を招くでしょう。

仮に2回目以降も通うとなっても、
患者さんは不安や不信感を感じながら施術を受けることになり、
気まずい雰囲気のまま施術をすることにもなりかねません。

そんなの嫌ですよね。

なので、
「安心をプレゼントする」
この在り方を大切にし、
振る舞いや言動を取ることで自信を持って
見立てを伝え有れるようになります。

▼誠実さを患者さんは見ている

三つ目は、
“分からない時は正直に伝える”
です。

「いやいや、分からないなんて伝えたらマズいでしょ？」
って思いますよね？

もちろんプロとして、
はっきりと見立てを伝えることが理想です。

ですが、
「正直どれくらいでよくなるかわからない…。」
っていう場合もあると思います。

その時は、
「●●さんはこれまで私が診た中で特に重症なケースです。
なので、どれくらいで良くなるかをはっきりとお伝え出来ません。
ですが、●●さんが望む状態に近づくために全力を尽くします。」
と、正直に誠実に思っている事を伝える事です。

「この先生は信頼できるのだろうか？」
そこを見ています。

正直に誠実にお伝えする事、
それが結果的に患者さんからの信頼、
そしてリピートに繋がります。

“振り返りの数が見立ての精度を決める”
“安心をプレゼントする”
“誠実に正直に伝える”

この３つの要素を大切にし、
「どれくらいで治るんですか？」といつ聞かれても、
動じずにズバッと答えられるプロフェッショナルを目指してください！

最後までお読みいただき
本当にありがとうございました！

渡会　賢太

追伸

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