足の神経×眼精疲労アプローチ
こんにちは!
Infinityの渡会です。
本日は、
『足の神経×眼精疲労アプローチ』
というテーマでお話していきます。
「マッサージに行ってもなかなか治らなくて…。」
2年以上整体・マッサージに通っても全く改善しなかった眼精疲労に対し、
15分の施術で、
「翌日も楽でびっくりしました!むしろ翌日の方が楽でした!魔法みたい!」
と言われるほどの結果を出す事が出来ました。
私がアプローチしたのはそう、“足の神経”です。
「なぜ足の神経が眼精疲労に影響するのか?」
「そもそもなぜ足の神経が原因だと判断できたのか?」
と疑問に思った方も少なくないと思います。
決して思いつきや勘を頼りに施術したわけではありません。
Infinityがお伝えする、
・トータルアプローチ
・蓄積発症理論
に基づき評価を行い導き出された原因が足の神経だっただけです。
ではどのように評価をし、足の神経が原因だと判断することが出来たのか?
そのプロセスを公開します。
▼症状をどのように認知しているか評価する
今回は眼精疲労が主訴なので、
「眼精疲労をどのように感じているのですか?」
と質問をします。
すると、
「目の奥が重い感じがします。」
と答えられました。
この段階で、
「目の奥ということは眼輪筋などの表情筋というよりは、外眼筋や内眼筋などの深部の筋もしくは動眼神経や滑車神経などの眼球を動かす神経や視神経が原因かもしれない。」
という予測を立てました。
▼コンテキスト(背景)を評価する
「いつから?どんな時に?」
といった症状を強く感じる場面や状況、そしていつから症状を感じるようになったかの背景を聴きます。
すると、
「仕事(デスクワーク)の後が特に感じます。」
「コロナになってからリモートワークになり、週に1回くらいしか会社には出勤しません。」
と答えられました。
この背景から、
「常に目が固定されており、外眼筋の不動による硬化が考えられる」
「長時間の電磁波や光刺激により神経や内眼筋の過緊張が考えられる」
「リモートワークによる運動不足と長時間続けての座位姿勢による圧迫などで、下肢の筋や神経の硬化が考えられる」
などの予測を立てました。
▼局所がどうなっているか評価する
上記の症状の認知、コンテキスト(背景)を基に、
実際に局所を触診で評価します。
すると、
「外眼筋・内眼筋、神経の硬さ」
「頭蓋内圧の亢進」
がみられました。
▼関連部位を評価する
関連部位とは、
「局所の問題を作っている問題」
の事を言います。
ここでついに出てくるのが“足の神経”です。
なぜ足の神経が原因だと判断できたのか?
大きく3つ根拠があります。
1つは、「リモートワークによる影響」です。
今まで通勤である程度は運動をしていたところから、
リモートワークで長時間座位の状態でいたことで、下肢の筋や神経の硬さが増悪したことが考えられます。
今までは発症するほどの蓄積量ではなかったが、リモートワークにより蓄積量が増え眼精疲労を発症した。2年前からということで、時系列的にもリモートワークになったのが、コロナが流行した2年半前ということから辻褄が合います。
2つ目は、「牽引ストレスによる影響」です。
頭部と下肢は身体の中で最も離れた部位だと思います。
なので、「なぜ最も離れている下肢が?」と思うかもしれませんが、むしろ最も離れているから原因になり得るんです。
例えば、
びっくり箱の「びよーん」ってなってるらせん状の伸び縮むする部分。神経の形状もあれに似たような形状をしています。
想像して欲しいのですが、あのびよーんの部分の末端を固定された棒に括り付け、反対側の末端を引っ張った時に最も引っ張られているところってどこだと思いmすか?
そう、棒に括り付けられている末端と引っ張っている末端が最も引っ張られます。
3つ目は、「触診で足の神経の硬化と神経―筋の間で癒着が確認できたから」です。
上記3つの根拠から、足の神経が眼精疲労にほぼ確実に影響しているであろうという判断が出来たのです。
そして実際の施術では、
・下肢の神経と筋
・外眼筋/内眼筋、神経(動眼神経、滑車神経、脳幹など)
局所と関連部位の両方をアプローチし、施術をしながらも評価を続けより硬さや歪みがある部位に対してアプローチをしました。
そしてインナー指導として、
・下肢のセルフケア
をお伝えしました。
さらにメンタル面では、
評価フレームとコミュニケーションスキルを利用し、
「承認・労い不足」
が原因だと判断できたので、施術中の会話の中で、労いや承認の声掛けや関わりをしました。
そして1週間後来院されたときに、
「翌日も楽でびっくりしました!むしろ翌日の方が楽でした!魔法みたい!」
と喜びの声を頂くができました。
このようにInfinityがお伝えする
・トータルアプローチ(アウター、インナー、メンタル)
・蓄積発症理論
に基づいた、型やスキルを駆使することで、患者さんが驚くような結果を出すことができます。
そう。患者さんからすれば魔法のような治療かもしれませんが、理論に基づいて施術をしているだけです。
3月、4月開催の1DAYセミナーでは、
アウター(構造)、インナー(習慣)、メンタル(心理)の具体的なアプローチ方法について実際の現場ですぐ使える形でお伝えするので、興味がある方は是非ご参加ください。
本日は以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました!
渡会 賢太
追伸
少しずつ席が埋まり始めて居ます。
年に2回しか開催しないセミナーなので、気になるという方はお早めに詳細を確認してください。
第1回:3月26日(日)
第2回:4月23日(日)
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