成長に不可欠な正しい応援者
こんにちは!
Infinity講師の中村涼太です。
いつもメルマガをお読み頂きありがとうございます。
本日は、
「成長に不可欠な正しい応援者」
というテーマでお伝えしていきます。
人が成長する際には、成長の前に
困難や葛藤が伴います。
成長を前にすると、
「よし、やるぞ!」
というようなポジティブな感情があれば、
逆に、
「頑張っていると思うのに、なかなか成果がでない。」
「こんな自分はだめなのかな。」
などというようなネガティブな感情が伴う事もあるでしょう。
どちらも必要な反応であり、
どちらの感情も味わいながら進んでいくことに価値があると思っています。
そして、時に大きな課題に直面する時には、
仲間の助けが必要になる事があります。
この仲間の存在がより自分に価値を与え、
自分に新たな資源の発掘や力となり、前進するエネルギーに変わっていきます。
しかし、場合によっては、
その仲間の存在がその場に止める方向に作用する可能性もゼロではありません。
この違いはなんなのでしょうか。
▼正しい応援者
この仲間(応援者)がどのような基準で良い方向に導いてくれるのか。
それは、
“あなたの目的に合っている事を伝えてくれるか”
ということになります。
どういうことかというと、
例えば、あなたが
「もっと自信を持ちたい!」
という目的を持って、普段の臨床にあたっているとします。
そして、自信をつけるために、
患者さんに自分の長所を聞くことに
チャレンジしているという設定があった時に、
その様子を見た応援者は、
どのような声かけをするでしょうか。
この声かけが、
「チャレンジしていて頑張っているね!」
という声かけならどうでしょうか。
決して悪くありませんよね。相手を承認できているし、
あなたも嬉しく感じるかもしれません。
しかしこの声かけをして、
“自信を持つ”という目的を中心に置くとどうでしょうか。
少しは前進するかもしれませんが、
なんとなく目的までの距離が変わらない感じがしますね。
それに対して、応援者が、
次にような声かけをしたらどうでしょうか。
「患者さんに聞くことに対して不安を感じているように見える」
「長所を聞こうとする患者さんのことを信頼していないように見える」
といったような声かけをしたとしましょう。
これはいかがでしょうか。
あなたからしたら、なかなか厳しい意見を
もらったと感じるかもしれません。
しかし目的から捉えるとどうでしょうか。
目的である、自信を持つための手段として患者さんに長所を聞く。
その長所を聞きたいのに、
あなたが患者さんを信頼し切れていないことが、
聞くことの躊躇に繋がっている。
という一つの見方を提示してくれています。
これは目的の観点で言えば、
先ほどより近づいている感覚がありませんか。
あくまで一例ですが、
成長していくためには、
このように優しい言葉だけでなく、
特には厳しく聞こえるようなことを言ってくれるような応援者が必要になります。
そのため、普段からより成長していきたい人は、
このような人たちが周りにいる環境に居続けることをお勧めします。
目的にあった正しい声かけをしてくれる応援者は、
あなたにとって、とても大切な人だと思います。
ぜひその人を大切にしながら、
成長を加速させていってもらえたらと思います。
では本日の内容は以上になります。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
追伸.
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