川西 翔太
川西 翔太
起立性調節障害が、
自分に居場所をくれた。

MESSAGE

「痛み」を、人生を変えるきっかけにする。
その一歩目になる存在でありたい。

痛みは、メッセージです。

頭痛も、肩こりも、めまいも。

あるいは、原因のわからない不調でも。

その奥底には必ず、日頃の習慣や置かれている環境、

そして深く眠っている自分の価値観やストレスが影響しています。

「痛み」は、放置しておくと辛いものかもしれない。

ただ、その「痛み」は決してネガティブなものではなく、

生活習慣やストレスを改善していくためのメッセージだと私たちは考えています。

お客様の中にも、ガンになったことを機に

「自分が生きる意味とは何なのか」に向き合い、

自分の家族と本音で話せるようになった方もいました。

私自身がうつの症状をわずらったときも、

その根本の原因だった「父との確執」に向き合い、

父と分かり合えたことで、長年のわだかまりを解くことができました。

「痛み」の原因に向き合うことが、

人生を前に進めていくカギになると信じています。

「幼い頃の僕のような人間を助けたい」それが今の僕の想いです。

心にも体にも痛みを抱えて、生きる意味もわからず、辛い思いをしている。

そんな方に手を差し伸べたい。

ただ施術をするのではなく、

人生に対しての気づきを与えられるような存在でありたい。

そう思っています。

PROFILE プロフィール

代表取締役社長

川西 翔太

SHOTA KAWANISHI

大阪府大阪市出身。
大阪リハビリテーション専門学校を卒業後、大阪府内の急性期病棟にて理学療法士として就職。
入社後1年で「トータルでみる」施術院の立ち上げを決意し、26才でTherapist Infinityを立ち上げる。現在は施術家・セミナー講師の両面として活動中。

CEO HISTORY セラピストインフィニティを
創業するまで

痛みを抱えた過去
居場所を失い、
起立性調節障害に。

教室で座っていると、同級生に突然ピアスの穴を開けられる。家に帰ると、酒に酔った父から絶えず暴言を浴びせられる。荒れた家庭から荒れた学校に通う毎日。どこにも居場所がありませんでした。そんなある日。突然腹痛に襲われるようになり、トイレの個室にこもる日々が始まったんです。

当時病院で診断は下りませんでしたが、慢性的な腹痛は「起立性調節障害」の症状。心と体の関係を知った今になって考えると、“僕が安心できるのはトイレの個室だけ”という体からのメッセージだったんです。「診断されない痛みを抱える辛さ」を初めて思い知った私。腹痛が改善したのは、親しい友人ができて学校に居場所ができた約1年後のことでした。

痛みが変わった瞬間
最期にかける言葉は、
何も出てこなかった。

その後私は、叔父からの勧めもあり理学療法士になりました。
ただ、入社した総合病院で自分が役に立てている実感は全くありませんでした。何度も顔を合わせる末期ガンの患者様とは仲良くはなれても、精一杯さすって楽にするだけの施術しかできませんでした。知識がなかったんです。そして、その日はやってきました。その患者様が危篤状態になったのです。もう長くないのは明らかでした。

「良くしてくださった川西さんから、父に何か伝えてあげてください」。看取りに駆けつけたご家族にそう言われても、何も言葉が出ません。もっと、自分にできることはなかったのか。逃げるように薄暗い病室を出ました。

創業のきっかけ
「トータルでみる」院を
地域につくりたかった。

悶々としていたある日、病院に一人の患者さんが登山による骨折で入院してきました。それは、大阪府内に6人しかいない資格を持った、カイロプラクティックの施術家でした。自分よりも明らかに優秀な方でした。だからこそ、その患者さんのリハビリをしているときも、その患者さんの「弟子」として毎日施術の相談に乗ってもらっていたんです。

そこで、その患者さんと同じ領域を学べるセミナーに通うことを決めました。そこで学んだのは「普段の習慣やメンタルから体が形作られ、それが不調の原因になってしまう」ということ。ならば、心と体と習慣からお客様を見守れる院を、地域に作らなくてはいけない。起業を決意したのは、就職して2年目のことでした。

整体事業とセミナー事業を同時に立ち上げたこと。それは「幸せにできる人を一番増やせる選択肢」でした。私たちが「心と体の繋がりを取り戻す」ためには、自分たちが「トータルでみる」院として施術を行うだけでは足りない。セミナーを通じて同じ考え・同じ技術を持った施術家を世の中に増やしていくことで、もっと多くの人の人生を変えていけると信じています。
「心と体の繋がりを取り戻す」ということは、すべての痛みの原因が明らかになるということ。痛みの原因がわかるということは、自分との向き合い方がわかるということ。すべての人が、自分の体からメッセージを前向きに受け取れる未来を目指して。2つの事業を、今後は世界に拡大していきたいと考えています。

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