こんにちは!
『健康の在り方を選択できる文化を創る協会』
INFINITY 代表の川西翔太です。
いつもINFINITY公式ページをご覧頂き、ありがとうございます!
前回は、
多くの人が知らない大腸の働きとは?①
というテーマでお伝えしました。
(前回の記事はこちら)→多くの人が知らない大腸の働きとは?①
今回も、
多くの人が知らない大腸の働きとは?②
というテーマでお伝えしたいと思います。
今日は
結腸
についてです。
結腸は、
上行結腸→横行結腸、下行結腸→S状結腸→直腸
の順番に続いていきます。
この結腸の役割としては、
主に腸内細菌が深く関係してきます。
①消化・吸収
腸内細菌は、食物繊維の発酵、水分、電解質吸収、
ビタミン、ホルモン、短鎖脂肪酸産出を行ってくれます。
②排泄
これは言うまでもありませんが、便の排泄です。
③免疫
これには善玉菌、悪玉菌、日和見菌が関係しています。
さらに大腸で面白いのが、神経支配と動脈です。
盲腸〜下行結腸は迷走神経、上腸間膜動脈支配です。
下行結腸〜直腸は骨盤神経、下腸間膜動脈支配です。
なので、
大腸のどこに問題があるかで、
痛みが出る場所も変わってきます。
以前、面白い症例があって、
重度の便秘で、
腰痛に悩まされている方がいらっしゃいました。
しかし、
排便が上手くいきだすと、
腰痛が治った方がいらっしゃいました。
これは、
S状結腸〜直腸に溜まった宿便による
骨盤神経への悪影響が関与していました。
さらに結腸は、
構造的な問題で上にある臓器の影響を受けます。
内臓疲労が起こると、
臓器は後下方へ変位するパターンが多いので、
肝臓疲労→上行結腸、脾臓→下行結腸
というような構造的な影響も受けます。
なので、
基本的に1つの臓器を見るのではなく、
構造的な位置を把握した上で全体を診ていく事も
重要になっていきます。
この辺りも意識して、治療してみて下さい!
次回は生理痛を例にして書いていきたいと思います。
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました!
それでは、また明日!
川西 翔太
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