パレードの法則から考える時短方法

こんにちは！ 



 

 

Infinity講師の中村涼太です。

 

 

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本日は、

 

 

『パレードの法則から考える時短方法』

 

 

というテーマでお伝えしていきます。 

 

 

皆さんはパレードの法則はご存知ですか？

 

 

2:8の法則で覚えている人もいるかもしれません。

有名な法則なので知っている方も多いと思います。

 

 

簡単に言うと、売り上げなどの成果は上位20%が80%の成果を作る。

 

 

という法則で、

よく患者さんの中でL T Vが高い上位20％の人が、

80%の売り上げを上げているというような法則として考えられています。

 

 

今回は、このパレードの法則を施術場面で考えていきたいと思います。

 

 

この考え方を取り入れることで

 

 

あなたは、

 

 

＝＝＝＝＝＝

・施術時間の時短を図りたいがどうすれば良いか分からない

・つい不安で多くの部位を触ってしまう

・どこも必要な気がしていつの間にか施術時間がオーバーしてしまっている

・施術時間が短いと患者さんに申し訳ない気がする

＝＝＝＝＝＝

 

 

このような悩みから解放されます。

上記のような悩みは私もかつて抱えていました。

 

 

しかし、これからお伝えする考えを取り入れることで、

その悩みは改善しました。

 

 

そのおかげで今では、基本的に既存の患者さんの体を触らせていただく時間は15~20分で終えられるようになりました。

 

 

これは決して、手を抜いているわけではありませんし、

患者さんから不満があるわけでもありません。

 

 

なぜこのように施術ができるようになったのか、

それをお伝えしていきたいと思います。

 

 

 

▼パレードの法則

 

 

 

 

 

パレードの法則で考えると、

上位の20％で治療成果の80%が生じていることになります。

 

 

そこから考えると、仮に体を触る時間が20分だとすると、

その中の4分で80%の成果を創り出していることになります。

 

 

その考えからすると、ぶっちゃけ4分あれば、

おおよその治療は終了したことになります。

 

 

たった4分で80%の成果が決まるのです。

だとしたら、治療時間を60分など長時間行う必要ってありますか？

 

 

もちろん例外もあると思います。

担当するスタッフと話をしにきている患者さんや、

悩み事の相談があることもあるので、

 

 

一概に施術時間を短くすることが全てではないと思います。

 

 

しかし、ここで伝えたいのは、

上位20%で80％の成果が出ているのに、

 

 

『やたらと治療しすぎていませんか？』

 

 

という問題です。

 

 

施術は適度に行うから意味があると思っています。

やりすぎは禁物です。

 

 

ましてや多くの箇所を触ることで、

正常だった筋肉や関節の組織が崩れてしまうことさえあります。

 

 

臨床を見ていると、

自分の施術に自信がないから、

やたらと身体を触っているセラピストが多い気がしています。

 

 

はっきり言って、完全にベクトルが自分に向いていて、

そのような施術は患者さんのためになっていません。

 

 

もし、あなたが本当に患者さんに価値ある治療を提供したいので

あれば、

 

 

パレードの法則から考えられる上位20%の施術に常に注力することです。

 

 

「今日の患者さんの状態で

最も価値のある施術を提供するとしたらどこが良いのか」

 

 

「最初に治療する部位はどこが良いのか」

 

 

「この部位を緩めるには、どの組織が良いのか、どこへのアプローチが良いのか」

 

 

などと、考えていくと、

徐々に施術の中での無駄が省かれていきます。

 

 

これを繰り返していくことで、あなたの中での施術の上位20%が

さらに洗練されていくので、間違いなく成果が変わっていきます。

 

 

パレードの法則でいくと、上位20％の中で、

さらに上位20％を突き詰めていくようなイメージです。

 

 

私もこのように意識を変えていったことで、

短い時間でもしっかりと成果を出せていると

安心することが出来ました。

 

 

そして短い時間で施術を終えても患者さんが納得する

反応を得ることが出来ていることが分かりました。

 

 

さらに、これまでやりすぎて

余計に痛みが増強してしまったというようなことが確実に減りました。

 

 

このように、

施術場面でパレードの法則の考えを取り入れることで、

 

 

あなたのこれまでの施術の時短に繋がったり、施術時間が短くても安心して施術を終えられるようになると思います。

ぜひ日々の臨床に取り入れて活用してみてください。

 

 

では本日の内容は以上になります。 


 

 

本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。 

 

 

 

中村　涼太 


 

 

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