タッチにこだわっているか

こんにちは!
Infinity講師の中村涼太です。
いつもメルマガをお読み頂きありがとうございます。
本日は、
「タッチにこだわっているか」
というテーマでお伝えしていきます。
普段から臨床で施術を行なっていて、
あなたは患者さんのお体に触れる機会があると思いますが、
“あなたは何を感じ取っていますか?”
もし、この答えに対して、
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・筋肉の硬さを確認している
・筋緊張を見ている
・関節の動きを見ている
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などのような答えならば、
あなたの施術スキルはまだまだ伸び代があります。
私自身、触診の評価はとても大切にしています。
自分の優位感覚もあり、視診と触診を重要視しているのですが、
今回は、触診で何を大切にしているのかお話ししていきます。
触診で分かることは本当に多いですし、
セラピストとして、患者様のお体に触れさせてもらえるのは、
セラピストの特権だと思っています。
だからこそ、私たちは、触診によって多くのことを感じ取る必要があると思いますし、
感じ取れないのであれば、セラピストとして、
まだまだ甘いとさえ思います。
私ももちろん、道半ばでありますが、
触診でどんなことを感じ取っているのかをお伝えしていこうと思います。
▼触診で感じる2つのポイント
大きく分けると2つです。
- どの組織でエラーがあるか
- どこで止まるか
この二つです。
- どこの組織でエラーがあるか
私たちが触っているのは、皮膚、または患者様の服の上から組織を触っていると思います。
そこから触診の深さ、角度などを変えながら、
エラーとして、硬さや癒着、滑走不全が起きているのは、どこなのか探っていきます。
皮膚、筋肉、血管、神経、内臓、関節、膜など
どの組織でエラーがあるのかによって、その後の施術の組み立て方が変わってくるので、
触診によって評価していきます。
また、組織間での滑走不全を起こしていることが多いので、組織をとらえるだけでなく、
その組織のどんな動きが阻害されているのか評価できると誘導していく方向が見極めやすくなります。
- どこで止まるか
これは先ほどの組織間の話にも繋がりますが、どこで動きが止まるかを見極めることで繋がりの評価ができます。
例えば、足底から刺激を加えた時に、その刺激が脊柱まで伝わるのか、それとも股関節で止まるのか。
などといったようにエラーが起こっている箇所では、流れや刺激が止まります。
流れが止まる感覚を触診によって感じることで、評価から治療部位の選択につなげていくことができます。
まだまだ言い出したらキリがありませんが、
大きくはこの二つを意識して触診していきます。
いかに触診から評価できるかによって、治療結果が変わります。
治療は評価で決まると思っているので、触診力を高めていくことは必須になります。
何を触っているのか把握するためには、解剖的な知識も必要ですし、
学ぶことは多いですが、やっていくほど奥深く、学びがいがあるなぁと思っています。
では、本日の内容は以上になります。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
中村 涼太
追伸.
お申し込みは後1人になりました。
触診に自信がない。
もっと施術を楽しくやりたい。
このような思いがあるのであれば、
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