コロナ禍で役立つ!頭部施術ベスト3
皆さんこんにちは!
Infinity講師の勝水圭那です。
いつもブログをお読み頂き、ありがとうございます♪
新型コロナウイルスの登場から2年が過ぎ、
マスク生活や外出の制限に加え
対面でのコミュニケーションが減った生活にも
慣れを感じている方が多いのでは無いでしょうか?
そんな中、
施術をしていると、
頭部症状(頭痛、めまい、耳鳴りなど)
を訴えて来院される方が増えているなと感じます。
そして、頭部症状の訴えでは無い方でも
頭部がガチガチになって
自律神経の乱れや、脊柱の硬さにつながり、
様々な症状に影響を与えています。
そこで今回は、
私が臨床の中で特に選択頻度が高い
コロナ禍で役立つ!頭部施術ベスト3をお伝えします♪
▼長期化した自粛生活でどんな影響を受けている?
・マスクの長時間、長期間利用
→側頭部への断続的なストレス
・人との会話の減少
→口を動かさなくなり、顎周りの筋肉が固まる
・運動していた時間が、画面を見ている時間に変化
→眼球運動の低下によって、目の周囲の筋肉が固まる
これらの顔まわりの組織は、首との関連性が高いので、
首が固まり、
→頭部の血流の低下
→自律神経や一次呼吸が乱れる
→自然治癒力の低下…
というように、全身に影響が出てしまいます。
「何だか最近、治るまでの期間が長くなっているな」
「施術効果の体感が出にくい人が多いな」
「自律神経症状や頭部症状が増えているな」
と感じる方は、
ぜひ下記のアプローチを試してみてくださいね!
▼ 頭部施術ベスト3!
①咬筋のリリース
咬筋は、
やりたいことが制限されるストレスとも相まって、
特に固まっている方が多いです。
ディープフロントラインで
斜角筋、横隔膜と繋がっているので、
頸部や胸部へのアプローチができる上、
坐骨を通り踵まで繋がっている
汎用性の高い部位です。
咬筋の特に硬くなっているポイントを
相手に防御性収縮を起こさないように
優しく緩めていきます。
「少しいた気持ち良くて、眠くなる」
そんなイメージでリリースしてみて下さい。
②耳からの側頭骨のリリース
側頭骨は、
頭頂骨・蝶形骨・後頭骨と隣接しているため、
頭蓋骨全体を緩めたり、頭蓋内圧を下げるのに最適です。
耳鳴りや頭痛だけでなく、
一次呼吸が乱れている方や、頸部の緊張が高い方にもオススメです。
耳たぶの硬さをざっくりとった上で、
耳を後方斜め45°くらいの角度で引っ張ります。
この時意識することは、
・相手に緊張が生まれる程引っ張らない
(抵抗が生まれるか生まれないかの間を感じ取りながら引っ張る)
・耳が付いている側頭骨を感じながら引っ張る
③蝶形骨の調整
蝶形骨周囲は、
眼球運動が減ったり、画面の注視によって
血流の低下や歪みが起こりやすくなります。
ホルモンを司る視床下部を支える構造にある上、
蝶形後頭底結合と言って、
蝶形骨と後頭骨の蝶番の構造によって、
脳脊髄液が脊柱側に押し出されていくため、
体のあらゆる機能と関係します。
調整は、蝶形骨に触れるだけです。
強く圧迫せずに、蝶形骨を捕らえたら、
軸の歪みを感じ取りながら待ってみましょう。
段々と緩みが出てくる感覚を感じられるでしょう。
頭部は、敏感なので、
いずれも強い刺激を入れ過ぎないことは気を付けてみてください!
(むしろ触ってるだけ?とよく患者さんに言われます!笑)
ぜひ今日からの臨床に取り入れて見てくださいね♪
本日も最後までお読み頂き、
ありがとうございました!
勝水 圭那
PS.
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