「肩関節周囲炎で最初にみるべきポイント」

こんにちは!

『健康の在り方を選択できる文化を創る協会』

木曜日担当の古谷です!

いつもINFINITY公式ページをご覧頂き、本当にありがとうございます!

 

「やる気スイッチ」は一旦休憩し、

本日は

「肩関節周囲炎で最初にみるべきポイント」

についてお話していきたいと思います。

詳細動画です!

 

 

まず基礎的なところからおさらいしていきましょう。

 

肩関節周囲炎とは?

いわゆる五十肩とも言われるもので、

主に肩関節の炎症によって疼痛や可動域制限などをきたす病気のこと。

 

早速ですが、皆さんは

治療院や病院の外来で

急性期(疼痛期)の肩関節周囲炎の患者さんが来られたとき

まず何から行っていきますか?

 

私はまず

患者さんの日常生活について徹底的に問診していきます。

 

具体的な話をする前に

一般的な経過による症状の違い

についておさらいをしておきましょう。

病期(下の長方形の図を参照)   

イリタビリティ(上の三角形の図を参照)

→※ある関節運動(動作)によって症状悪化が引き起こされる可能性の程度のこと。

 

痛みを感じてから0~2週間の段階では

図の様に疼痛期に分類されます。

そして下の図の様に

イリタビリティ(図下の※参照)が高い時期でもあります。

 

この疼痛期でまず重要なことは、

動作の中で痛みを出さずに炎症を落ち着かせるということです。 

 

これがまずはできないと

ROMエクササイズで

無理やり硬さをいくらとっても

良くなるどころか

ますます症状が酷くなっていきます。(もちろん疼痛内でのROMエクササイズは有効です)

 

それを具体的にどのようにみて考えていく必要があるのかを

本日は

私なりの観点でお伝えしていきたいと思います。

 

それでは初回の患者さんが来院されたとしましょう。

 

そこで大事なことはまず

患者さんは今どういう心境なのかを考える必要があります。

 

私が経験してきた外来リハビリの患者さんの多くは、

痛みを感じて

肩が挙がらないことによって

焦りを感じている方が非常に多く、

それ故に

「痛くても肩が挙がらなくなるのが怖いから我慢して挙げる練習をしていた」

という方が大半を占めていました。

 

そこで考えなくてはならないのが、

そもそもその患者さんは

何故痛みが出るようになってしまったのか?

ということです。

 

このヒントは

外傷や他の整形疾患の既往がない場合、

生活習慣の影響からくる姿勢などのアライメント不良が

原因で起こること以外に、

 

今回着目していく

日常生活上の動作が関係していることが多くあります。

 

そして次に大事なのは、

今その患者さんの状態が

上記の図で示した

どの病期の段階なのかということ

把握しておくことです。

 

何故大事かというと、

この病期の違いによって

改善策・治療法が変わってくるからです。

(今回は疼痛期に着目しているのでその話をさせて頂きますね。)

 

問診の順番としては私の場合、

まずいつから症状が出たのか、

きっかけはあったのかを聞き、

その後に

痛みが出た後どのように対処していたのかを確認します。

 

そしてその後、

今現状で日常生活上で痛みを感じる瞬間

どんなことをしているときなのかを徹底的に聞いていきます。

 

そしてそれが確認できたら

丁寧に1つ1つ

どのようにすれば痛みを出さずに

その動作を行えるのかを一緒に考え、

提案していきます。

 

このとき大事なことは

「この動作は痛みを出しているから絶対にやらないで下さい」

とは簡単に言わないことです。

 

そう伝えると大抵

「いやでもこれは毎日やらなきゃいけないことだからやめれないです」

と患者さんから反論され

「それをしてると良くならないですよ?絶対やめて下さい!!」

とさらに強く伝えるという構図になっていきます。

 

何故、上記の会話の様に

そういった発言を患者さんがされると皆さんは思いますか?

 

それは

「生活に支障をきたしてしまうから」

です。

 

どういうことかというと、

患者さんはその日から

制限された生活を送らなければならないことになりますよね。

 

例えば

一人暮らしで誰も手伝ってくれない状況で

生活するために必要な家事全般など

自分がやらなければいけないことを制限されてしまったら

どうでしょうか?

 

辞めようにも辞められないですよね。

 

先程の様な会話で終わった後、

2回目以降に来院した時の状態でよくあることですが、

自分がやらなければならないことだったために

結局痛みを我慢してやってしまい、

もっと痛みが酷くなってしまった。

 

という結果になることが私の経験上多くみられました。

 

先程のセラピストの発言は

一見正しいことかもしれませんが、

患者さんの生活には目を向けられていませんよね。

 

確かにやめた方が痛みを出すことがなくなり、

炎症による疼痛も落ち着くかもしれません。

 

しかし

それでは極端なことをいうと

その人本来の生活を送れなくなってしまいます。

 

私はこの様な状況でセラピストに求められるのは、

現在の状態で

「どのように工夫すれば痛みを出さずに

その人らしい生活を送れるか」

を提案することだと思います。

 

つまり制限するのではなく、

別のやり方を提案する。

 

ここに私は自分の仕事の専門性を感じています。

 

そしてそのやり方を

患者さんと一緒に考え、

それを実際にその場でやってもらい、

痛みが出ないという成功体験をしてもらいます。

 

 

これをすると家に帰ってからも

そのやり方だと痛みが出ないという

成功体験をしているので

患者さん本来の生活を送ることができ、

 

それに加え

実際に一緒に考えてやったことであるため

忘れずにすぐにやり方を思い出すことが可能となります。

 

そうすると

2回目以降来院されたときの状態は

全く変わっていますし、

患者さんの表情も晴れやかになっていることが多いです。

 

 

私は、

セラピストが自分よがりに考えを押し付けるのではなく、

患者さんと一緒に考え、それを提案していく

ということが

この肩関節周囲炎の疼痛期を改善に導く上で非常に重要なこと

だと思っています!

 

是非皆さんも

これを参考に考えて頂けたらと思います。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました!

 

次回は

具体的に日常生活の中でどのような動作に注意していく必要があるのか。

またその動作に対してどのような提案をしていくことが良いのか

について詳しくお話していきたいと思います!

 

古谷 琢

 

 

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