「服の種類を考えよう」日常生活動作指導① 疼痛期の肩関節周囲炎 

皆さん、こんにちは!

『健康の在り方を選択できる文化を創る協会』

木曜日担当の古谷です!

いつもINFINITY公式ページをご覧頂き、本当にありがとうございます!

 

今週も先週に引き続き

疼痛期の肩関節周囲炎についてお伝えしていきます。

 

まずは先週の復習からいきましょう!

「肩関節周囲炎で最初にみるべきポイント」

 

先週は疼痛期の患者さんには

疼痛を出さないようにするための声かけとして、

全て制限させるのではなく、

どの様にすれば疼痛なく動作を行えて、

現状の生活を送ることができるかの指導、提案をしていきましょう!

という内容でした。

 

今週からはさらに具体的なシリーズとして、

肩関節周囲炎に対する

日常生活動作指導「服の種類を考えよう」

についてお伝えしていきたいと思います。

 

その話をする前に、

まず皆さんは

疼痛期の患者さんが自分の目の前に来られたとき、

日常生活動作の中でどういったところから指導していきますか??

 

なぜこの質問をしたかというと、

ここで重要なのは

どの動作を指導するかは

私達が決めることではないということです。

 

なので

どこから指導するかというより、

この患者さんの困っていることは何かをまずは聞き出し、

それに対する方法を

提案していくことが重要なのです。

 

当たり前といえば当たり前の内容ですね(笑)。

 

しかし、

本当に重要なことだと思います。

自分の知っている知識を患者さんに当てはめるということはよくありがちですが、

それで上手くいくことは少ないからです。

 

それを踏まえて頂いた上で、

これから私がお伝えする内容は

あくまで私の臨床上体験してきた内容ですので、

全ての患者さんに当てはまるとういう訳ではありません。

是非そのことを承知の上で参考までに読んで頂ければ幸いです。

 

それでは早速、

今日の内容をお伝えしていきたいと思います。

 

 

 

まずいつも私達が何気なく着ている服には色々と種類があります。

そして好みも人それぞれです。

 

一番最初におさえて欲しいポイントは、

目の前の患者さんがどういった服が好きそうか、

どんな服を着て来院されているか

その場で見てまずは確認することです。

 

つまり視診が重要ということです。

そこから普段も同じような服を着ることが多いのか、

それとも違うのかを細かく聞いていきます。

 

今回はわかりやすくするために、

主な種類として、

パーカーなど被るタイプの物、

ワイシャツなど羽織るタイプの物に分けて

考えていきたいと思います。

 

まず肌着に関しては好みに限らず、

ほとんど被り物が多いですよね。

そしてその上は

被るタイプの物、羽織るタイプの物の2種類に主に分けられます。

 

この中で注意する必要があるのは、

「被るタイプの物」

を好んで着ている方になります。

 

理由としては、

被るタイプの物を着ている方は

比較的肩を屈曲位にすることや外転・外旋位をとることが多く、

インピンジメントを誘発してしまうケースが多くあるからです。

 

そのため、

肩関節周囲炎で来院される患者さんで

被り物のタイプの服を着て来院された方などに対しては

「今日服の脱ぎ着するとき肩痛くなりませんでしたか?」

と確認します。

 

そう聞くと多くの方は

「痛かったですね。。」

とおっしゃいます。

 

そういった方に私がお勧めするのは、

もしどうしても被り物でないとダメという方でなければ、

羽織るタイプのYシャツなどを提案します。

羽織るタイプであれば、

患側上肢を先に袖に通すことであとは健側上肢で操作することができ、

インピンジメントを誘発する肢位にならずに服を着ることが可能となります。

 

では肌着はどうするの?

ということになりますよね。

これについては被り物のタイプが主なので、

変えることは難しいですよね。

 

着ないという選択肢もありますが、

今の時期だったら寒いですし、

気持ちが悪いと感じる方もいらっしゃいますよね。

 

このとき、提案するのは、

肌着でも素材がストレッチタイプのものを着て頂く

ということです。

着る方法はYシャツの際と一緒ですが、

問題となるのが首を通す瞬間です。

 

このとき最もインピンジメントを誘発しやすいのですが、

ストレッチタイプであれば首を通す部分などが伸びるため、

患側上肢を使用せずに上手に着ることが可能となります。

そのため、

肌着はストレッチタイプのものが有効と私は思っています。

今、薄い生地でストレッチタイプの肌着は某メーカーでも

お手頃な価格で販売されていますよね!

私も随分お世話になっています(笑)。

 

 

次にもし被り物の服が好き、

もしくはそれしか持っていないという方に対しては、

上記でも書いたストレッチ素材のものを提案します。

 

なおかつ首元が広いものであれば

被り物でも大丈夫なことが多いです。

 

例えばセーターなどですね。

しかし、これに関しては、

その肩の疼痛の程度や可動域の問題も関係するため、

一概には言えません。

 

また正確に動作指導できていないと

疼痛を誘発させてしまうリスクもあります。

なので

可能であれば

羽織るタイプの物に変更すること

を私はお勧めします。

この辺りは方法をお伝えして、

実際に体験してみて確認してもらうことが

一番だと思います。

 

もし一人ではわからないということであれば

実際に来院時にその服を持って来てもらって

一緒に確認作業をしても良いかもしれません。

 

ちなみに今回は

服を着ることにフォーカスした内容でしたが、

服を脱ぐときも着るときと同じくらい

疼痛を出してしまうことが多いです。

 

その場合も、

今回着る際にお伝えした内容(詳しくは動画を参照)を

逆の順番にして考えていけば基本的には大丈夫だと思います。

 

しかし今日お話した全ての内容においては、

必ずそう!ということはないので注意して頂きたいと思います。

 

このように、

私達が毎日何気なく着ている服1つとっても

疼痛期の肩関節周囲炎の患者さんの疼痛増強を未然に防ぐことができます。

 

皆さんも実際の患者さんで同じようなところで

お困りの方がいた場合は

是非参考にして問題解決して頂ければと思います。

 

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

次回もこのシリーズでお伝えしていきたいと思います!

 

古谷 琢

 

 

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